今回は、『サッカーでPKを止めるのは運だけではない?しっかりしたGKの技術を身に付けよう!』について書いていきます。
PK(ペナルティーキック)・・・
PKを獲得した攻撃チームは盛り上がる所ですが、守る方は尋常ではない状況。
なぜならば、PKは圧倒的にキッカーが有利だから。
実際にPKのキッカーの成功率は、8割9割と言われています。
せっかく守ってきたゴールをPKで取られてしまう事は、DFやGKはとても気持ちが下がります。
しかし、TV番組や動画サイトのゴールキーパーの好セーブの特集を見てみると、恐ろしいくらい簡単に、そして神がかり的な動きでPKを止めているシーンがあります。
キッカーが圧倒的に有利なのに、PKを止めるゴールキーパー。
これって、運が良かっただけなのでしょうか?
ゴールキーパーがPKを止めるのは“運”?
キッカーが決めて当たり前のPKにおいて、好セーブでゴールを守る事は、“運だのみ”なのでしょうか?
確かに運の良い・悪いはあります。
しかし、その運を味方に付けるためには「PKを止めるためのポイント」を理解し、あの緊張感の中でしっかり実行する平常心が求められます。
PKを決められてしまうと一気に流れが相手側に移ってしまいます。
試合の流れをこちらに引き寄せるためにも、PKを止めるためのポイントを学んでいきましょう!
PKを止めるためのポイントは?
PKを止めるためのポイントを2つ上げます。
①平常心を持つ
②どんなシュートを打ってくるか読む
①平常心を持つ
PKはキッカー有利で決められて当たり前。
ですから、あまり緊張せずに開き直るくらいの気持ちが大切です。
緊張したり、気負いすぎてしまうとスムーズな動きや冷静な判断力を損なってしまう可能性が高いです。
止められたらラッキー!・止めたら目立つ!と前向きな気持ちでリラックスする事です。
②どんなシュートを打ってくるか読む
相手の動きを読む事はとても大事です。
おもいっきり助走を取っている・速い助走であれば、強いシュートの可能性が高いです。
逆に、助走が短かったり、ゆっくりとした助走であれば、コースを狙ったり、ゴールキーパーの動きをみてのシュートと考えられるでしょう。
そう考えると、強いシュートがくる可能性が高ければ、キッカーがボールを蹴る前に動き出さないと止める事はできません。
逆に、コースを狙っていたり、ゴールキーパーの動きを見ている場合は、キッカーがボールを蹴る前に動いてしまっては絶対にNGです。
相手キッカーの表情や目線・利き足・シュートモーションなどから、瞬時に先を読むことが必要です。なかなか本番ですぐにできる事ではありませんから、普段の練習から意識してプレーする習慣をつけましょう!
まとめ
とにかくPK戦は、勝負強さが求められます。
先にも述べましたが、緊張していては止められるものも止められませんし、やみくもに動いても不利になるだけです。
ですから、試合中に相手選手の蹴り方や癖なども見ておく観察力も役に立ちます。
しかし最後は気持ち。
絶対に止めてやるというゴールキーパーの気持ちが一番大切な事かもしれませんね!
余談ですが、僕の中でPKといえば2004年のアジアカップの川口能活選手が一番印象に残っています。(残っているというか、衝撃的でした!)
こちらの記事では、川口選手引退の場で「PKの極意」について語っています。
今回は、『サッカーでPKを止めるのは運だけでは無い?しっかりしたGKの技術を身に付けよう!』について書いてきましたが、いかがでしたか?
PKを止めるゴールキーパーは、本当の意味で守護神です。
ゴールキーパーしか勝負できない事なのです。
しょっちゅうファールがありPK献上では困りますが、ここぞという場面でしっかりPKを止められるように、普段から準備しておきましょう!
それでは今回は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
また次回の『サッカー小僧と保護者を応援するブログ』でお会いしましょう!
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